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小林よしのり
2017.2.14 11:35日々の出来事

「鎖国」という表記が消える


小中学校の社会科から「鎖国」という表記が消えるらしい。

とてもいいことだ。

江戸時代も長崎でオランダやシナと交易しており、

薩摩などでも外交や貿易が行われていたから、

「鎖国」なんてなかったのだ。

これは重要な知識だ。

 

なぜなら今でも「保護貿易」と言うと、「鎖国」と思い込ん

でる馬鹿者がいるからだ。

国家主権を守りながら、インターナショナルに貿易する

ことと、主権を失うグローバリズムは違うということが、

どうしても分からないのは、クソ真面目に学校の教科書を

記憶してきたインテリ言論人しかいないからだ。

 

グローバリズムや自由貿易を批判したら、「鎖国」とか、

共産主義とか言い出す馬鹿を消滅させるには、教科書から

「鎖国」という表記を失くすのが一番効果的だろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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